『蝕・太平洋戦争1突如流れた未来電波が歴史を変えた』 | ホビットの読んだ本

『蝕・太平洋戦争1突如流れた未来電波が歴史を変えた』

 ばたばたして積読になっていた林譲治の架空戦記をようやく読むことができました。
 未来からの電波で、真珠湾攻撃が予告されてしまうというお話。登場人物の楽しい会話と緻密な考証に裏打ちされた林譲治節炸裂のシリーズ開幕といったところです。
 ドイツの新兵器について、長距離爆撃機が作れないで、Vロケットを作ったなんて、確かにその通りなんですが、新鮮です。



著者: 林 譲治
タイトル: 蝕・太平洋戦争〈1〉突如流れた未来電波が歴史を変えた!