消えた「最後の授業」
著者: 府川 源一郎
タイトル: 消えた「最後の授業」―言葉・国家・教育
評判の高い本だがあまり情報はないです。
かなりフランス寄り。アルザスの住民は言葉はフランス語を母語としないが、文化的にはフランスに帰属していたそうです。
それにしてもこの方もフランツという名前に気づいていません。「アルザスの言語状況」なんて大上段に振るかぶる前に違和感がないのかしら? 田中克彦はもちろん指摘していましたが。
人を教えるからには、ネクシャリスト(*)になれとは言いませんが、高校の世界史レベルの常識を持っていてもバチはあたらないのではないでしょうか?
(*)下記を参照。
著者: A・E・ヴァン・ヴォークト, 沼沢 洽治
タイトル: 宇宙船ビーグル号の冒険